アフターコロナの教室をより健康的かつ衛生的にするための6つの方法

  • BenQ
  • 2021-04-09


新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とその出現による打撃が過去のものになるにつれ、私たちは前を向き、社会は、あらゆる面で正常な状態をできる限り取り戻そうと動き出します。学校では、そのために、清潔さと健康により重点的に取り組む必要があります。できる限り細菌のいない、健康な教室を実現するには適切なツールが必要であり、学校ではもうしばらく、ある程度のソーシャルディスタンスに加え、リモートラーニングも維持されるでしょう。電子黒板といったテクノロジーを活用すれば、確実にレベルアップを図れます。


もちろん、これまでも多くの学校が健康と衛生には常に気を配ってはきましたが、コロナ禍により、教師や学校管理者、親たちの心をそれらが大きく占めるようになりました。子どもたちも、かつての同年代の子どもに比べ、関心が高くなっています。どこの国でも、新たな学びのスペースが構築され、様々な教育モデルに対応できる新たなツールやテクノロジーにかなりの額の投資が行われています。

1. キャスターを付けて、ゆったりした教室に

ソーシャルディスタンスは、しばらくの間、登校の要件であり続けると思われるため、教室で利用できるスペースを最大化することをおすすめします。ソーシャルディスタンス確保のために大きな校舎を建てるというわけにはいきませんから、手始めに、教育に不可欠でないものを排除するのがいいでしょう。

ロッカーや様々な収納キャビネットを中間地点に移動させれば、教室に空きスペースが生まれます。そして、もしまだなら、物を動かすのに便利なキャスターを、椅子や机に付けることを検討してみてください。キャスターは安価なうえ、柔軟性をもたらしてくれると同時に、引きずったときの耳障りな音も軽減してくれます。

Removing unnecessary objects from classroom, such as bookshelves or lockers, can help increase available space and allow better social distancing of students

2. 衛生管理を重視する

誰にも気づかれない、壁に貼られた「手を洗いましょう」のポスターの時代は終わりました。大流行に対してこれが確実というものはありませんが、衛生の意識を高めることが間違いなく私たち全員を守ることにつながります。


より頻繁に手を洗うこと、生徒と教師全員が十分使える量の手の除菌用アルコールを各教室に常備すること、アルコールで拭き取るなどが不可欠です。ソーシャルディスタンスとマスク(必要に応じて)と併せてこれらを行えば、教室での感染のリスクを軽減できます。

Increased hand hygiene will benefit healthiness and germ-control in classrooms

3. 教室の抗菌設備


上記の「初歩的な」対策以外にも、非常に効果的な抗菌効果のある素材で教室の家具や機器をコーティングすることで学習環境に存在する細菌の数や種類を減らすことができます。


細菌の繁殖を抑制する銀イオンでコーティングされた抗菌ガラスを備えるBenQ電子黒板は、ウィルスやバクテリア、菌の繁殖を効果的に抑制します。電子黒板は長期投資として優れているだけでなく、教えと学びのための安全な局所的プラットフォームも提供します。銀イオンコーティングは抗菌材として実績があり、教育部門での導入がさらに増えれば、間違いなく、対面での学校教育に簡単かつ安全に戻れるようになるでしょう。

BenQ ClassroomCare™ come with germ-resistant screens, helping you control the spread of germs in your classroom

4. 物の共有を減らす


非社会的な行動を奨励するわけではありませんが、しばらくは、自分で使うものは自分で持っていき、物を共有しないよう子どもに促すことが賢明です。ペンや紙、もちろん、携帯やタブレット、ノートパソコンなども含まれます。


これが常にできるとは限りませんが、物の物理的な共有を減らせれば、感染リスクも減らせます。恐怖心を煽ろうというのではありません。今のこの状況では、心の平安のためにも警告が必要と考えるからです。


EZWriteソフトウェア(BenQ 電子黒板に内蔵)のような、クラウドコラボレーション、注釈やスクリーンミラーリングといったツールは、BYOD(Bring Your Own Device)を最適に活用する授業の体系化に非常に役立ち、教室での協力を促し、ソーシャルディスタンスも確保します。

Classroom Technology like digital whiteboarding software and cloud collaboration tools can help minimize sharing of objects in classrooms, leading to lowering the chances of germ spread

5. 具合の悪いときは自宅から学習


リモートラーニングとハイブリッドラーニングの素晴らしさのおかげで具合の悪い生徒も自宅から授業に参加できます。ハイブリッドラーニングは、BenQ製のディスプレイをはじめとする電子黒板の導入による利便性の恩恵を大きく受けています。


教師も、学校管理者も、親や子供たちに、疑わしい場合は、具合が良くなるまで家で待機するということを再認識させる必要があります。咳が出たり、鼻水が出たり、熱が出たりした場合は、家で十分に休息を取る必要があり、可能な場合はリモートで授業に参加します。現在は、リモートでの授業参加が以前よりも簡単に行えるようになっています。リモート参加できない子どもは、具合が良くなるまで家で休む必要があります。それが最も安全な選択肢です。幸いにも、BenQ電子黒板なら、授業を簡単に記録して後で見られるため、自宅に留まる選択をすることによって授業を受ける機会が失われるわけではありません。

BenQ Interactive Displays come with software that allows you to share your class content in real time, allowing unwell students to join class remotely from home and actively participate

6. 生徒ではなく、教師が動く


ちょっとおかしいと思うかもしれませんが、この考えは、正真正銘、医学データに基づいています。生徒の数は明らかに教師の数を上回っており、大人数の子供たちが動き回れば、細菌も一緒にくっついてくる可能性も増えるため、動かなければならないことは教師がやるようにするのがより安心という、理にかなった考え方です。つまり、生徒は同じ教室でほとんどの時間を過ごし、教師が教室を移動するということです。


昼休みなどの社会活動も最小限に抑える必要があります。昼休みは、生徒と教師が集団で集まる広い食堂ではなく、各教室で取るようにします。


教師が簡単かつ便利に教室を移動するには、NFCカードで素早いタッチレスログインが可能なNFCカードをかざしてログインし、教材を読み込んですぐに授業を開始できるタップ&ティーチが極めて有用です。

BenQ Tap 'N Teach instant login technology makes it faster and more convenient for teachers to immediately log in to different interactive displays, allowing them to move and teach in various locations easier
ClassroomCare™ 電子黒板

抗菌ガラス搭載の電子黒板は、ハイブリッド授業やオンライン授業でも、学びに没頭できる環境構築を可能にします。