文部省が発表した新たなカリキュラムに準拠するため、台北の学校は旧式の教室を学生の取り組みと学習成果を高められる双方向型のスマート教室へと向かっています。
学校での利用向けに特別設計されたBenQの教育用インタラクティブ・フラットパネル(電子黒板)は、すぐに台北で人気の製品となりました。この電子黒板が人気の理由は、授業を楽しくし、なおかつ学生や教師にとって便利な機能を備えているためです。
新たなインタラクティブ・フラットパネル(電子黒板)を設置した学校では、教師がすぐにこれを活用することができました。教師が反転学習の講義モデル(学生が独自の学習により積極的な役割を果たすもの)を採用するサポートという点において、このインタラクティブ・フラットパネル(電子黒板)が重要になっています。
セグメント
教育
場所
学校
プロジェクト
台北の学校による、進化するカリキュラムに遅れを取らない双方向型テクノロジーの導入
導入したBenQ ソリューション
導入時期
継続中
教育は、台湾社会の根幹を成す柱の1つです。学生は自らの将来を決める国立大学入学試験で高得点を得るため、教室の内外で長時間学習します。台湾の教育法では従来より教科書や丸暗記の勉強法が重視されていましたが、近年ではダイナミズムや双方向性がより求められるようになっています。
この変化の主な要因は、テクノロジーです。文部省が教室でのテクノロジー利用拡大に焦点を当てた新しいカリキュラムを発表し続ける中、ますます多くの学校が教育におけるスマート教室の利用を模索するようになりました。しかし、こうしたハイテク教室の構築は決して安価ではありません。学校は注意を怠らず、テクノロジーを取り入れて生徒の成果を目に見える形で向上させるような教室を設計していることを確認しなければなりません。
従来の教室をスマート教室に変えることは大仕事ですが、努力する価値は十分あるものです。まず、新しいBenQ教育用インタラクティブ・フラットパネル(電子黒板)用のスペースを確保するために、作業者が古い黒板を撤去する必要がありました。また、新しい電子黒板を適切に用意するため、レンガの壁にパテやコンクリートを塗る必要もありました。さらに、台湾には86インチのディスプレイを載せられる大きなエレベーターがある学校がほとんどないため、作業者は階段を使って上階までディスプレイを運ばなければなりません。学校によっては7階以上あることを考えると、これは決して容易なことではありません。この事実にも関わらず、一部の学校では100以上の教室がスマート教室に取って変わっています。
しかし、BenQ教育用インタラクティブ・フラットパネル(電子黒板)が教師にもたらす革新的な機能を利用するということには、最終的にこのような労力をかける価値があるのです。何よりもまず、BenQ独自の注釈用ソフトウェア、EZWriteが挙げられます。授業中の教師による注釈の追加を強化し、それを授業中や授業後に生徒と共有できることで、EZWriteは知識の伝達を合理化します。さらに、教師がPCを使うことなく、写真、動画、ウェブページ、AdobeやMicrosoftのドキュメントといったあらゆる種類のコンテンツにメモを取れるようにすることで、EZWriteは教育者向けのオールインワンの指導パートナーとしての役割も果たせます。
EZWriteに加え、BenQ教育用インタラクティブ・フラットパネル(電子黒板)は、コラボレーションを強化させる20ポイントのマルチタッチ機能や生徒の健康を守る抗菌ガラスなど、教室向けの機能も搭載しています。また、InstaShareワイヤレスプレゼンテーションソフトウェアを使えば、教師がPCやスマートデバイスからフルHDビデオなどの授業用教材を簡単に共有できるようになります。さらに、BenQ専用のAMSアカウント管理ソフトウェアでは、教師がコンテンツや設定をクラウドに保存し、NFCカードをスワイプしてそれをAMS互換ディスプレイに読み込むことができます。
教室の集中的な工事が終わると、教師はすぐにインタラクティブ・フラットパネル(電子黒板)を日々の指導へ取り入れました。ある校長によると、BenQ教育用インタラクティブ・フラットパネル(電子黒板)のワイヤレス機能のおかげで、教師たちが反転授業モデルを受け入れるようになったそうです。生徒は授業で学ぶ教材に対する熱意がさらに向上し、以前のように居眠りをすることがなくなりました。その目は大きく開かれ、タッチスクリーンに触れるよう呼びかけられるのが待ちきれない様子です。さらに教師は、教室内を自由に移動しながらディスプレイ上のコンテンツを管理できるワイヤレステクノロジーを高く評価しています。生徒、教師、校長は教育について必ず意見が一致するわけではありませんが、BenQのインタラクティブ・フラットパネル(電子黒板)が教室にかつてないほど多くの喜びと学習機会をもたらしたという意見には誰もが賛同しています。