2024.5.14
BenQは、2024年5月8日(水)から5月10日(金)に東京ビッグサイトで開催された、教育分野における日本最大の教育総合展、「第15回 教育総合展(EDIX)東京」に出展しました。
BenQブースでは、2024年1月に発売され、活発で柔軟なコミュニケーションの実現をサポートするGoogle EDLA(Enterprise Devices Licensing Agreement)認証を取得したプレミアムな電子黒板「BenQ Board RP04/RM04」や2024年2月に発売されたレーザープロジェクター「LW650」を展示。「BenQ Board RP04/RM04」では、デモンストレーションを交えて実際の使い方を紹介し、来場者に注目いただきました。 BenQ Boardはイギリスのオックスフォード大学やロンドン大学をはじめとするグローバルの教育機関でも採用されており、インドでは2023年までの累計で40,000台以上の売上を記録しています。日本国内においても、生徒ごとに個別最適化した学びの実現を目指し推進されるGIGAスクール構想などを背景に、インターナショナルスクールや私立学校を中心に多くの教育機関での導入が進んでいます。
今回初展示となった「BenQ Board RP04/RM04」は、Googleのプログラムである「EDLA(Enterprise Devices Licensing Agreement/エンタープライズ デバイス ライセンス契約)認証を取得しているのが特徴。 Google EDLA認証を取得することで、「Google PlayストアのAndroidアプリやサービスを電子黒板単体で利用できるのが最大のメリットで、電子黒板を大画面のAndroidタブレットのように使うことができます」と、ベンキュージャパン BenQ Boardプロダクトマネージャーの高見祐介は説明します。「Google PlayストアからセキュアにAndroidアプリをダウンロードできることは、特にセキュリティ面で十分な注意が必要となる教育の現場においては大きなアドバンテージになると思います」。
さらに、BenQ独自のAMS(アカウント管理システム)によって、ログイン/ログアウトの管理ができるのも大きな特徴で、NFCカードをかざすだけで、電子黒板自体のアカウントからログイン/ログアウトを制御。「複数の教員が使用する教育現場では、Androidアプリのログアウトのし忘れをどう防ぐかが課題となると想定され、特にクラウドストレージ系アプリでは自分以外のユーザーがアクセスできてしまうと大きな問題になりますので、AMSによってログイン/ログアウトを一括管理できるのはBenQ Boardの大きな強みとなります」(高見)。
さらに、電子黒板を複数台導入した場合、パソコンなどのブラウザからリモートで一括管理できるDMS(デバイス管理ソリューション)も大きな力を発揮します。リモートで、BenQ Boardの電源状態を管理できるほか、ファームウェアなどを最新状態にアップデートすることが可能。「学校のようにBenQ Boardを複数台導入し、運用する環境での使いやすさにも重視し、開発を進めています」(高見)。
そのほか、EDIX2024の印象については、「今年は去年と比べて来場者がさらに多くなったように感じます。大学や私学の学校関係のお客様もBenQのブースに多くいらっしゃいました。電子黒板を紹介している他のブースも増え、Google EDLA認証モデルをこれから販売予定のメーカーもいくつかありましたが、当社は日本国内で一足早く、今年1月からGoogle EDLA認証を取得した電子黒板を販売開始しており、BenQ Boardの特長を実機で体験していただけました。」と振り返った。
そして、BenQ Boardで忘れてはいけないのがBenQ独自の「ClassroomCare®テクノロジー」と話すのは、ベンキューアジアパシフィック ビジネスラインマネージャーのEllie YL Huang(エリ コウ)。IP5X相当の「防塵機能」やガラス面、ペン、リモコンなどに施された「防菌仕様」、さらに、上位モデルの「BenQ Board RP04」では、空気品質センサーやマイナスイオン発生器など「空気品質機能」を備えるなど、健康面への配慮も大きな特徴となっています。
その中でも特に注目したいのは「Eyesafe®」認証を取得した「アイケア技術」です。BenQ Boardは、業界初となる「Eyesafe® 2.0」を取得。鮮明な色味を維持した状態でブルーライトを効果的に軽減するほか、画面のちらつきを抑えるフリッカーフリー機能を備え、長時間の使用でも目に優しく、安心して使用することができます。e YL Huang(エリ コウ)。IP5X相当の「防塵機能」やガラス面、ペン、リモコンなどに施された「防菌仕様」、さらに、上位モデルの「BenQ Board RP04」では、空気品質センサーやマイナスイオン発生器など「空気品質機能」を備えるなど、健康面への配慮も大きな特徴となっています。
さらに、BenQ Boardには、「InstaShare 2」(ミラーリング)、「フローティングツール」(注釈メモ)、「EZWrite 6」(ホワイトボード)などBenQ独自の便利アプリを搭載。「基本的にハードウェアとソフトウェアはセットで開発します」という、ベンキュージャパン B2B営業部部長 兼 プロジェクタープロダクトマネージャーのJimmy Fan(ジミーファン)。「ハードウェアが優れているだけではダメですし、もちろんソフトウェアだけでもダメです。ただ、他社との差別化を考えるとソフトウェアは非常に重要です」。
あらためて、BenQ Boardの強みについて、「優れたハードウェアとソフトウェアに加えて、アイケアなど、先生や生徒の健康を守るための設計もBenQの魅力だと言えると思います。特に日本の教育現場は、様々なコンテンツを必要としているので、電子黒板とは非常に相性が良いと感じています。その中で、機能性だけでなく、健康面への配慮もBenQ Boardの強みです。今後も使用者にやさしい開発を続けていきたい」(エリ コウ)。
BenQのレーザープロジェクター「LW650」の最大の特徴は“省エネ”。BenQ独自のSmartEcoテクノロジーを搭載し、従来比70%の省電力を実現しています。さらに、取り回しの良いA4サイズで、約2.9kgの小型軽量設計、4,000ルーメンの高輝度などもポイントとなっています。
前述のジミー ファンは、教育現場における「LW650」の強みについて、「小型・軽量なので、女性でも簡単に持ち運びや設置することができますし、縦横台形補正機能や角合わせ機能によって投写の柔軟性もかなり高いです。レーザー光源なのでメンテナンスフリーで使えますし、何より長寿命、省エネ設計なので、コスト運用面でも優しい設計です」と説明しました。
そして今後も「SDGsが社会の主流となる中、BenQはSmartEcoテクノロジーを搭載したレーザープロジェクターを中心に、環境的にもコスト的にも優れた製品をリリースしていきたいと思っています」(ジミー ファン)