2024/06/18
テクノロジーの進化に伴い、現代のワークスペースは生産性・効率アップが焦点のひとつとなっています。デザイン業務に携わる人であれば、様々な形式のデータやファイルのやりとりをデバイス間で行います。それぞれのデバイスに接続ケーブルが異なると、必要なケーブルを探すだけで手間となりますし、同じコネクタの形でも転送速度が異なると、データ転送時間が増え、思いがけないタイムロスにつながることもあります。効率アップを求めるワーカーのニーズに応えるため、近年多くの伝送プロトコルの開発が進められてきました。このページでは、特に違いがわかりにくいThunderbolt™ 3とUSB3.1 Gen2 Type-Cの違いを解説します。
Thunderbolt™ 3とUSB 3.1 Gen2 Type-Cが混同される理由のひとつに、いずれもコネクタの形状が同じであることが挙げられます。このコネクタの形状は一般的にUSB-CやUSB Type-Cと呼ばれ、形状が同じでも伝送プロトコルがそれぞれ異なります。
Thunderbolt™ 3とUSB 3.1 Gen2 Type-Cは、いずれも互換性があります。例えば、USB-Cポートを搭載したノートPCをThunderbolt™ 3モニターに接続しても問題なく使用が可能ですが、USB3.1 Gen2の転送速度は10Gbpsが上限となり、Thunderbolt™ 3の40Gbpsの転送速度では使用ができません。
注意点としては、使用しているノートPCがDisplayPort Altモードに対応しているかを確認してください。DisplayPort Altモードに対応しているUSB-Cコネクタであれば、接続ケーブルやデバイスがThunderbolt™ 3やUSB 3.1 Gen2 Type-Cに関わらず、使用が可能です。また、ノートPCがUSB-Cでの給電に対応していれば、USB-Cケーブル1本でモニターに接続しながらノートPCが充電できるため、利便性が大幅に向上します。
Thunderbolt™ 3とUSB3.1 Gen2 Type C、どちらがを選ぶのがいいのでしょうか? 4つの要素に分けてそれぞれを見てみると、Thunderbolt™ 3のほうが帯域幅が広く、2台の4Kモニターへ接続できたり、速い転送速度を実現します。また、Thunderbolt™ 3はより多くの伝送プロトコルとの互換性があり、より多くのデバイスへの接続が可能です。もし複数の外付けモニターを接続する場合、Thunderbolt™ 3はデイジーチェーン接続に対応しているため、数珠繋ぎでモニターをの増設が可能です。
4Kモニター1台以上は不要であったり、予算に限りがある場合、軽いデータのやり取りしか行わない場合はUSB-Cモニターがおすすめです。デザイナーや映像編集などの業務で4Kモニターを2台接続する場合は、USB-Cモニターは4Kモニター1台の接続のみ可能なため、2台のモニターに対応しているThunderbolt™ 3モニターの選択が望ましいです。また、重いファイルのやり取りを伴う場合は、Thunderbolt™ 3のほうがデータ転送速度が速いため時間の短縮になります。
効率重視であれば、データ転送速度、広い帯域幅を兼ね備えたThunderbolt™ 3が生産性アップにつながります。
用途や環境、予算に合わせて接続方式を選択してみてください。
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