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Mac®でのクリエイティブワークにおけるP3色域の重要性

2023/04/16

Display P3 monitor has more saturated red and green colors for artworks than sRGB monitor

近年、ディスプレイ業界ではDisplay P3という言葉をよく聞くようになりました。AppleがDisplay P3色域のパネルをiMac®, MacBook Pro®, iPhone®, そして iPad Pro® などで採用しただけでなく、Microsoft Surface StudioなどのデスクトップPCやAndroidスマートフォンもP3に対応し始め、業界の新しいスタンダードとなりつつ あるからです。クリエイティブワークに携わるデザイナーにとって、Display P3に対応しているモニターの必要性を再度説明します。

best monitor for macbook
Color Match at Its Best
Looks perfect as you'd expect

Display P3とはなにを表しているのでしょうか?Display P3はDCI-P3とD65の白色点、sRGBのガンマを組み合わせています。sRGBより緑・赤がより鮮やかなデジタルシネマ用の色空間、DCI-P3が元となっています。映画の視聴環境などを考慮したDCI-P3は、白色点が緑がかっており、ガンマは2.6に設定されています。DCI-P3の色域はモニターなど近くで見る環境を考慮していないため、Appleがディスプレイ用として白色点とガンマを変更した色空間が、sRGBより広いDisplay P3色空間となっています。

デザイナーはなぜこれらの色空間を考慮する必要があるのでしょうか?1つの理由として、自身の作品がどのように展示・公開され、見られるかを考慮する必要があります。20年前までは、PCを用いたクリエイティブワークは印刷されることがほとんどでしたが、現在はイラストや写真は印刷されず、デジタル機器を通して見られる場合がほとんどです。印刷する場合はCMYKをAdobe RGB色空間にて、オンラインにアップするのであればDisplay P3の機器を想定したDisplay P3対応のモニターで作品を確認する必要があります。

通常のsRGB色域のモニターは、Display P3対応モニターほど鮮やかな色の表示対応していません。下のカエルの写真は、sRGB(右)とDisplay P3(左)それぞれの色域で表示されています。Display P3のほうが、特に緑や赤の鮮やかな表示に長けており、色域の広さが確認できます。左の図はRGBをベースとした色と、各色域がそれらをどれくらい網羅しているかがわかる色度図です。同様に、sRGB(点線)とDisplay P3(実線)の緑・赤エリアでの違いがわかりやすく比較できます。

sRGBの色域表示で作成・編集された写真やアートワークは、スマートフォンなどのデジタル機器で確認すると色が強く見えるかもしれません。特に、人間の肌トーンなどは実際の見え方と大きく異なる可能性があります。

Difference between display P3 and sRGB.

sRGBとDisplay P3の見え方の違い

Display P3 and sRGB Compared in CIE u’ v’ Chromaticity Diagram

色度図でのsRGBとDisplay P3色域

CSS4ではDisplay P3などの広い色域をサポートしており、各ブラウザーでの表示にも問題はありません。従来はsRGBに制限されているブラウザーもあり、掲載する写真もsRGB色域をベースに編集する必要がありましたが、Display P3の鮮やかな色味での写真を乗せることができるようになりました。これはweb上における色でのコミュニケーションの大きな進歩となります。この変化にあわせて、デザイナーなどwebを作成する側も、Display P3対応のモニターでプレビューをすることが求められます。

Display P3はスマートフォンやタブレット、ノートPCなどでの表示使用される色域で、sRGBに比べて緑や赤の表示に長けています。近年ではより多くのデバイスがDisplay P3の表示に対応しており、sRGB色域に対応のモニターでは思い通りの色味でのコミュニケーションが制限されます。デザインやアートワーク作成に関してもDisplay P3色域での作成が求められるため、Display P3色域に対応したモニターへの買い替えを推奨します。

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