ホームシアターを構築する際には多くの機材を検討する必要がありますが、まずは構成機材のうち大きな要素の一つであるプロジェクターについて見ていきましょう。映画館のような高画質な映像を再現するには、解像度が4Kのものを用意する必要があります。4Kといっても3840 x 2160(UHD)または4096 x 2160(DCI)ピクセルの2つの解像度の仕様があります。一般に4Kと呼ばれる解像度の場合、フルHD解像度1920 x 1080ピクセルの4倍の4K UHDの3840 x 2160ピクセルを意味することがほとんどで、当社のホーム向け4Kプロジェクターも全て3840 x 2160ピクセルの解像度です。ピクセルとは映像を構成する最小単位の光のドット(粒)で、このピクセル数が多いほど、映像はより精細に描画されます。
また、4Kの画素を表示するためにプロジェクター内部で使用されている部品や技術も重要です。当社のプロジェクターは市場における主要な投写方式の一つであるDLP方式を採用しています。DLP方式はピクセルごとに光を反射する極小のミラー(鏡)で構成されたテキサス・インスツルメンツ社のDMD(デジタルミラーデバイス)を使用しています。現在のDLP方式を採用したホーム向け4KプロジェクターではフルHDの解像度のDMDを使用し2軸にピクセルを移動させ4K UHD解像度を実現するのが主流です。当社の4Kプロジェクターもその技術を採用し、4K解像度を実現しています。また、4Kの画素を表示するためにプロジェクター内部で使用されている部品や技術も重要です。当社のプロジェクターは市場における主要な投写方式の一つであるDLP方式を採用しています。DLP方式はピクセルごとに光を反射する極小のミラー(鏡)で構成されたテキサス・インスツルメンツ社のDMD(デジタルミラーデバイス)を使用しています。現在のDLP方式を採用したホーム向け4KプロジェクターではフルHDの解像度のDMDを使用し2軸にピクセルを移動させ4K UHD解像度を実現するのが主流です。当社の4Kプロジェクターもその技術を採用し、4K解像度を実現しています。
プロジェクターの解像度、部品や技術の他に重要な要素は映像コンテンツと映像出力機器です。本記事執筆時における4K視聴環境として最適なものはUltra HD Blu-ray(UHD Blu-ray)を対応のBlu-rayプレーヤーで再生することです。Blu-rayについては読者の方はよくご存知かもしれませんが、 UHD Blu-rayは登場以来、市場でのシェアを徐々に拡大しています。 4K対応のプロジェクター、 UHD Blu-ray 対応のBlu-rayプレーヤー、 UHD Blu-rayディスクを揃えた環境であれば素晴らしい映像を視聴することができます。次項より4Kプロジェクターを選ぶのに役立つ7つの質問をまとめました。ここからは少し技術的な話題のため、ご不明な技術用語は検索エンジンなどでお調べください。
CTA(全米民生技術協会)によると、4K UHD解像度とは横3840、縦2160ピクセル以上で合計800万以上ピクセルで構成されている必要があります。またテレビやプロジェクターなどの映像出力機器が表示できる色の全ての範囲を800万以上の個々のピクセルを独立して駆動させ表示できること、として定義されています。この横3840ピクセル、縦2160ピクセルはフルHD解像度(横1920、縦1080ピクセル)のそれぞれ2倍で、画面全体のピクセル数としてはフルHD解像度の4倍の8,294,400 (約830万)ピクセルです。
解像度 |
水平×垂直(ピクセル) |
ピクセルの合計数 |
別称 |
Devices |
解像度 2160p | 水平×垂直(ピクセル) 3840x2160 | ピクセルの合計数 約830万 | 別称 4K、UHD | Devices TV、プロジェクター、モニター |
解像度 WUXGA | 水平×垂直(ピクセル) 1920x1200 | ピクセルの合計数 約230万 | 別称 ー | Devices プロジェクター、モニター |
解像度 1080p | 水平×垂直(ピクセル) 1920x1080 | ピクセルの合計数 約210万 | 別称 フル HD、FHD | Devices TV、プロジェクター、モニター |
解像度 720p | 水平×垂直(ピクセル) 1280x720 | ピクセルの合計数 約92万 | 別称 HD | Devices TV、プロジェクター |
XPR(Expanded Pixel Resolution)技術とは、DLP方式のプロジェクターにおける4K解像度を実現するためのテキサス・インスツルメンツ(Texas Instruments)社の画素ずらし技術です 。
XPR技術はフルHD解像度のDMDチップの画素を時計回りにずらし、4倍の解像度を生成し4Kを実現します。現在はこちらのフルHDのDMDチップを用いることが一般的ですが、上記画像の上段の2716 x 1528の解像度のDMDチップを用いる場合は、画素を斜めにずらし4K解像度を実現しています。これらはCTAの定義する4Kの要件を満たしており、これをTrue 4K(真の4K)と呼称しています。
DLPプロジェクターのXPR技術も、他メーカーのプロジェクターの4Kエンハンスメント技術(いわゆる疑似4K)も同じ画素ずらしの技術ですが、それらの技術によって生成される映像は異なります。 前者のXPR技術はDMDチップの画素をずらすことで4K解像度の約830万画素と同じ数の解像度を生み出しています。
・フルHD解像度(1920 x 1080)のDMDチップの場合
1920 x 1080 x 4 = 8,294,400
・ 2716 x 1528解像度のDMDチップの場合
2716 x 1528 x 2 = 8,300,096
後者の4Kエンハンスメント技術の場合、元となるフルHD解像度(1920 x 1080)のパネルをずらして2倍にしているため、結果として4K解像度の半分の解像度までしか実現できません。
・フルHD解像度(1920 x 1080)を4Kエンハンスメント技術で画素ずらしを行った場合 1920 x 1080 = 4,147,200
この理由としては、DLP方式で使われているDMDチップは半導体のため非常に高速な動作が可能であるのに対し、後者は液晶の特性によるもので切替速度に制約があるためです。
*現在では4Kエンハンスメント技術でも約830万画素を実現するモデルも登場してきていますが、上記の約410万画素のモデルもまだ存在しています
-映像出力機器の出力が4K/60fpsに設定されていることを確認してください。
また映像出力機器で正しいカラーレンジを設定してください。
(フルレンジ、RGBのリミテッドレンジ、YUVリミテッドレンジ)
-Ultra HD Blu-rayの場合、フルHDのディスクがセットになっている場合があります。 4KのBlu-rayディスクを使用してください。
種類 |
HDMIバージョン |
特性 |
備考 |
種類 Standard | HDMIバージョン 1.2a以前 | 特性 4K HDR非対応 | 備考 |
種類 High Speed | HDMIバージョン 1.3~1.4b | 特性 4K/30Hzまで対応 | 備考 |
種類 Premium High Speed | HDMIバージョン 2.0 | 特性 4K/60Hzまで対応 | 備考 |
種類 Premium High Speed | HDMIバージョン 2.0a/b | 特性 4K/60Hz HDRに対応 | 備考 推奨 |
種類 Ultra High Speed | HDMIバージョン 2.1 | 特性 8K/60Hzまで対応 | 備考 推奨 |
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