2024/04/19
デザイナーにとってプロフェッショナルモニターには正確なカラーパフォーマンスが欠かせません。モニターで出荷時キャリブレーションを行うことで、デザイナーがモニターの色精度を活用することが可能となります。出荷時キャリブレーションとはどのような工程なのか、なぜこの工程が重要なのかを説明します。
出荷時キャリブレーションとは、その名の通り、工場を出荷する際にモニターに施されるキャリブレーション工程のことを指します。キャリブレーションのプロセスは製造場所によって異なる場合もありますが、精度の高いキャリブレーションは一台一台のモニターのガンマ、色温度、ユニフォミティに加え、Adobe RGB/sRGB/DCI-P3など色域ごとの色味の正確さを調整します。設定基準値は厳重に管理されており、キャリブレーションの担当者のみアクセスすることが可能となっています。精度の高いキャリブレーション機器とトレーニングを積んだ担当者によってキャリブレーションすることで、プロ仕様の色精度を得ることが可能となります。
この精度の高さがモニターの信頼度を上げることとなり、出荷時キャリブレーションの一番の特徴といえます。
ガンマ値を補正することで、グラデーションがよりリアリスティックで繊細になります。
カラーモードごとに最適な色温度になるよう、微調整を行います。
正しい色域へ調整することで、精度の高いモニターの色表現が可能となります。
スクリーン上の明るさムラを、明るさが端から端まで均一になるよう調整します。
モニターが出荷時にキャリブレーションを行っているかは、キャリブレーションレポートが同梱されているかどうかで判断できます。キャリブレーションレポートは、様々なテスト項目をクリアして、色精度の高さが認定された証明となり、箱から出したばかりのモニターでも調整することなく、信頼した色味での使用が可能です。モニターがICCsyncに対応している場合は、接続時、自動的にモニターの色味が同期されるよう設定を行うことで、さらに厳密な精度での調整が可能となります。
出荷時キャリブレーションを行っているモニターでも、その後どんなキャリブレーションに対応しているはモニターによって異なります。使用しているうちに色味のズレは起こりますので、常に正しい色味を表示したい場合はハードウェアキャリブレーションに対応しているモニターを使用し、色域内の調整を行うことをおすすめします。ハードウェアキャリブレーション非対応のものでもソフトウェアキャリブレーションが可能となり、ICCsyncなどのデバイス間での同期により色表示がが調整されることとなります。
ハードウェアキャリブレーションに対応したモニターをお探しであれば、BenQのSWシリーズモニターをお求めください。
出荷時キャリブレーションは工場での緻密な調整が行われており、色精度が保証されています。ICCsyncを使用すると、Mac/Windowsなどの接続デバイスに応じてモニターの表示を調整することが可能となります。キャリブレーションをせずとも、Macの色味に合わせるM-bookモードなど、使用デバイスや業務内容により様々な方法で色味を調整することが可能です。
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